2006年12月05日

予告

まず第一弾は極真空手第5回全日本空手道選手権大会です。
パステル画風画像を交えながら順次試合の内容を紹介していこうと
思っています。
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2006年12月06日

3回戦 岸選手vs富樫選手その1

大会前、優勝候補の一角と目されていた岸選手と
山篭りをして大会に臨んだ富樫選手が3回戦で激突

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岸選手、低い体勢から右の前蹴り


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富樫選手、左の上段前蹴り
岸選手、バックステップでかわす


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富樫選手、そのまま回転し、上段の高さへスピンチョップ
岸選手、スピンチョップに対して、やや無反応か


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富樫選手、左の前蹴りから今度は中段の高さへスピンチョップ


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岸選手、富樫選手の前蹴りを下段払いでさばき、足払いを仕掛ける


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両者もつれ、富樫選手は手刀で岸選手の顔面を狙う
岸選手、上段受けでガード
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2006年12月07日

3回戦 岸選手vs富樫選手その2

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富樫選手、前蹴りの捨て技から再び上段へスピンチョップ
岸選手、顔面カバーも空しくクリーンヒットを許す


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転倒した岸選手に下段突きのとどめ!

岸選手はすぐに立ち上がったものの、このダメージが尾を曳き、
富樫選手のカサにかかった攻撃を何とかかわして延長戦に
持ち込むのが精一杯。その後は差をあけられるばかりで敗退した。
(現代カラテマガジンS48年12月号より)



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2006年12月08日

3回戦 岸選手vs富樫選手その3

この試合について、大山泰彦師範は現代カラテマガジンS49年11月号で次のように記している。
「岸が同じ極真空手門下生だからいうわけではないが、私はたとえ
十回富樫選手と対戦しても岸の方が圧倒的に勝つと思っている。
岸には後ろ蹴り、後ろ回し足払い、右の正拳といい技がある。
が、そのどの技を活かすこともなく、判定負けを喫したわけだが、
それにしても試合終了まぎわ、富樫選手が体を回転させながら
手刀を岸のテンプルに当てたのは、いただけない技であった。
大会規則にのっとれば、岸の反則勝ちになるが、審判の注意だけに終った。
この審判の注意にも富樫選手は納得がいかない様子であったが、
この態度もいただけなかった。これがかりに他流派の空手だったら、
そのまま横になっていれば自動的に岸の勝利になるところだが、
岸には極真空手の黒帯という誇りがあり、ナニクソ、という気迫で
立ち上がったに違いない。だが、ほんの数秒でダメージが消える
わけはなく、立ち上がった岸は腰も膝も安定を欠き、立っているのが
やっとという状態に見受けられた。このときの岸を支えていたものは、極真空手の誇り以外の何ものでもなかったに違いあるまい。
もし他の試合を挟んでの再試合としたならば、結果はおそらく違った
ものになっていただろう。」
(この項つづく)
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2006年12月09日

3回戦 岸選手vs富樫選手その4

ここで富樫選手の極真全日本大会の過去の戦績に触れたい。
「 」は自伝より引用
氏の自伝によると、初出場は第2回大会。
1回戦は大阪の二段の選手と対戦し、判定勝ち。
2回戦は極真の「体はそれほど大きくなくやや動きが悪く不器用な」
「西田という初段の選手」と対戦。
蹴り技の「迫力」で場外に二、三度追い出し、後半を乗り切ろうとして
前蹴りを放ったところ、相手につかまれ倒され、足で防御の姿勢を
とるが、「1メートル50センチくらい離れて立ったまま正拳を打つ
格好をして技ありをとられて」敗退。
「くだらない試合だわい」と試合場をあとにする。
翌年、第3回大会では3回戦でこの大会で優勝する「佐藤勝昭という
やや大柄な選手」と対戦。
富樫選手が「にらみつけると気負わされたのかあまり元気が
なくなり」「こいつは体は大きいが気が小さい奴」と判断。
両者もつれて倒れた際に佐藤選手の空手着の襟をつかまえて
首が逃げないようにしながら正拳突きを佐藤選手の顔1〜3センチ
手前まで攻撃するが、主審は「とぼけた様子」で試合を続行。
佐藤選手の膝蹴りを下十字受けでガッシリ受け、
「勿論効果はないピンピン」
だが主審はいとも簡単に技ありを取り、判定負け。
佐藤選手に主審が上げる手を見ながら
「この野郎いいかげんにしろ」と憤慨。
(この項つづく)
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2006年12月10日

3回戦 岸選手vs富樫選手その5

佐藤選手は自伝の中で、この富樫戦について、次のように述べて
いる。
「ただ、大山館長の真似(山篭り)をして格好だけでそうしているの
なら、こんな奴に負けてたまるか。よし、俺がやっつけてやる、
こういった気持ちで富樫選手を見ていた。
立ち会ってみて私は、いかに馬力があり野性味があふれていても、
彼の技には的確さに欠けるものがあると気がついた。
急所さえやられなければ恐ろしくない、そう思った私は一気に攻勢に
でた。前蹴り、回し蹴りの連続攻撃で守勢に立たせておいて、
大きく飛んで膝蹴りを出した。
これが見事相手の前額部をとらえた。一瞬、彼の体がガクッときて、
前のめりになった。だが倒れない。ふんばっている。
追撃を加えようとした私を、大山茂主審が制した。
そして富樫選手の様子を見て、「大丈夫か」とたずねた。
私はそのときの手応えと彼の様子から、かなり効いているはずだと
確信した。だが彼は「オッス、オッス、大丈夫です」と大きく二、三度
うなずき、闘志をむきだしにしていた。
試合は再開され、時間切れとなり、大差の判定で私の勝ちと決した」
(この項つづく)
posted by キワメシンノスケ at 17:52| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

3回戦 岸選手vs富樫選手その6

話は第5回大会の岸−富樫戦に戻るが、富樫選手の自伝によると、
「当然私は10:0で勝ったと確信していた。
しかし中村忠主審は私に『反則負け』を宣した。
私は主審に近寄り、私は反則をしていないこと。
『大会ルール』にそった戦いであることを主張した。
主審は大会ルールを良く研究していないのではないかという疑問がでた。
私は『この大会のルールは正拳、肘は軽く触れても反則となり得ると
書いてあるが、手刀は反則とは書いていない』と主審にいった。
私にとっては反則も何もしていない正当な勝利である。
大会前に私はそれなりに大会ルールを研究していたのである。
主審は大山倍達審判長に相談にいった。
相談をしようが何をしようが私は自分の勝利を信じて疑わなかった。
しかし、試合は再試合となった。
奇妙な長い協議は岸の回復をまっていたのではないかと思った。
2回戦の時、極真会の山田が金的をあてても一向に『反則負け」を
宣告しない。
しかし私が反則でも何でもない正当なルールの中で
完全に勝利しているのに『反則負け』である。
陰湿というか不鮮明というか不正がまかりとおるのである。」
(この項つづく)
posted by キワメシンノスケ at 10:41| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

3回戦 岸選手vs富樫選手その7

「第5回大会パンフレットより <試合規約>〔五〕反則
a、拳・肘による顔面殴打。手先が軽く触れても失格となる場合も
ありうる。ただし顔面をけん制することは自由である。
私は『a 、拳・肘による顔面殴打。手先が軽く触れても失格となる
場合もありうる…』という文章を大会前に幾度も目を喰い入るように
みて『手刀による顔面攻撃は反則にならない』と判断していたので
ある。本当に『手刀禁止』であれば『a 、拳・肘・手刀・又は腕に
よる顔面殴打。手先が軽く触れても失格となる…と明言しなくては
ならない。ルールになれない他流派選手に曖昧な分かりにくい誤解
しやすいルール内容である。命懸けで戦わんとしている選手を愚弄
しているとしか言いようがない。
そして再試合である。怒り、不満が込み上げてきた。
試合は続行された。先程より一層激しい右手回転手刀打ちが
右のこめかみにバシッと当たり前回より一層激しく倒れていった。
しかし主審はそれでも<一本>はとらなかった。
私の心の中では『ピューピュー』隙間風が吹き荒れていた。
判定勝ちの後、痛い足先を痛くないように普通に歩きながら、
試合場をあとにした。」
(この項おわり)
posted by キワメシンノスケ at 14:20| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

3回戦 二宮選手vs長谷川弘幸選手

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二宮選手、右ローキックから右の下突き


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相手の腰が落ちる


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再び向かってきた相手にとどめの下突き


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二宮選手の一本勝ち



posted by キワメシンノスケ at 09:55| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

3回戦 盧山選手vs金鐘元選手

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盧山選手、右の三日月蹴りから右中段突きを的確に決める




posted by キワメシンノスケ at 16:54| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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