2007年01月21日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その2

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佐藤選手、二段蹴りで攻撃
盧山選手、余裕を持って見切ったはずが、二段目の蹴りがヒット


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「私はいきなり飛び二段の前蹴りで奇襲した。
これが、虚をつかれたかたちの盧山選手の顎をガツンととらえた。
一瞬がくっときた盧山選手、目を白黒させ呆然と突っ立っている。
これには私のほうが驚いた。
 尊敬する先輩が、いま私の前で棒立ちになっている――私が
次にとった行動は、まさに奇妙なものだった。
『先輩、大丈夫ですか――』と、つい声をかけ、試合を中断して
しまったのである。
 盧山選手は『ウーン』といって、上目づかいに私を眺め、身構えて
いた。次に動き出すまで五、六秒ほどの空白があったろうか。  
倒れこそしなかったが、試合規定によれば明らかにこれは技ありで
ある。だが私のとった奇妙な行動にあっけにとられたか、主審の
中村忠師範は何のアピールもせず、そのまま試合を続行して
しまった。〜王道の空手(講談社)より〜










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2007年01月22日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その3

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盧山選手、佐藤選手の前蹴りを捌いて中段逆突き


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佐藤選手、そのまま接近し、得意のヒザ蹴りで攻撃するが、
盧山選手にブロックされる


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盧山選手の右ローが佐藤選手の右足内股にヒット


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佐藤選手、左ジャブで盧山選手の顔面をけん制し、右前蹴り


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盧山選手、その蹴りを左手ですくって受け、足掛けを狙うが当たらず

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2007年01月23日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その4

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盧山選手、佐藤選手の回し蹴りを捌いて左脇腹へ中段逆突き


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同じ左脇腹へ三日月蹴り


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さらに中段逆突き


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佐藤選手、上段飛びヒザを狙うが盧山選手に止められる


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佐藤選手、今度は中段膝蹴りで攻撃するが、盧山選手に蹴り足を
持たれ、足を掛けられて転倒 

盧山選手、上から掌底で押さえつけ、佐藤選手の動きを制する


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盧山選手、三日月蹴り

佐藤選手、接近しようとするが、盧山選手の掌底に阻まれたところで
本戦終了
盧山選手に旗が一本上がるが、引き分けとなり延長戦へ



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2007年01月24日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その5

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盧山選手、中段逆突きで攻撃


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佐藤選手、左順突きを水月へ


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佐藤選手、左からの回し蹴り
盧山選手、中段の高さにガードを下げるが、蹴りは上段へ
佐藤選手の回し蹴りが顔面にヒットする


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盧山選手、回し蹴りを顔面にもらいながら中段逆突きを返す





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2007年01月25日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その6

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佐藤選手の飛びヒザ蹴りが盧山選手のガード越しに浅くヒット
盧山選手、口を切る


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佐藤選手、続けて飛び前蹴りを放つが空振りとなる


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佐藤選手、サウスポーで構え、盧山選手の上段をけん制


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盧山選手、腰を落としつつ佐藤選手の前足内股に強烈な右ロー



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2007年01月26日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その7

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佐藤選手の前蹴りからの変則蹴りが盧山選手の顔面にヒット


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しかし盧山選手、ひるまずに逆突きを返す


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佐藤選手、盧山選手の頭を押さえ、飛びヒザ蹴り


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盧山選手、佐藤選手の腰に左手を回して密着
そして右手で蹴り足をすくい持ち上げ佐藤選手を転倒させる
場内からは大きな拍手と歓声が上がる


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盧山選手、三日月蹴り


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佐藤選手は中段前蹴り

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佐藤選手の飛び二段蹴りが空振りとなったところで試合終了

盧山選手に旗が2本上がり、中村忠主審が盧山選手を支持し
盧山選手が決勝進出

内容的には互角だったとおもわれるが、盧山選手の気迫が勝って
いたことと佐藤選手は飛びヒザ蹴りをすくわれ転倒させられた
ことが『実戦なら負け』を意味し、それがマイナスポイントとなり、
判定に響いたと考えられる
posted by キワメシンノスケ at 00:31| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その8

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敗れた佐藤選手は著書「王道の空手」で盧山戦での自分の
甘さについて次のように述べている。
「この大会での盧山選手との試合は、敗れたことに対して
ではなく、私にひとつの悔いを残した。
二段蹴りが決まったあのとき、なぜみずから試合を中断
してしまったのか。あのまま前蹴りか回し蹴りで追撃して
いれば、間違いなく回復不能なダメージを与え得たはずで
ある。それをせず、声をかけるなど、間の抜けた行為だ。
お人好しもいいところだ。
この時点から二年後の第一回世界大会準決勝で、
私の飛び膝蹴りが相手の二宮選手の顎にきまり、
そのショックで二宮選手は数秒間目が見えなくなった。
まったくの無防備状態だから、すかさず攻撃すれば
ノックアウト勝ちは確実だったのに、つい私は主審の
顔を見て攻撃を手控えてしまった。このときの主審も
中村師範だったように思うが、当然そこで試合は中断され、
二宮選手の目の回復を待って後刻、再試合の運びとなった。
幸い再試合に勝ちをおさめたからよいようなものの、私は
このときも自分の甘さを痛感し、盧山戦を思い起こさずには
いられなかったのであった。」
posted by キワメシンノスケ at 00:40| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

準決勝 佐藤(勝)選手vs盧山選手その9

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さて、佐藤−盧山戦で盧山選手の勝因の一つである上段ヒザ蹴り
の防御であるが、月刊パワー空手92年8月号において「松井章圭
四段の空手テクニック」が特集として組まれた。
その中で、松井四段(当時)は接近戦の膝蹴りへの対処として、
次のように語っている。
「第4回世界大会でニコラス・ダ・コスタが接近戦で膝蹴りを
使って勝った。この前の世界大会(注・第5回世界大会)でも
日本の選手(注・川本選手、園田選手)が膝蹴りで倒されて
います。しかし、ああいう膝蹴りは少しも怖くない。
接近戦で叩き合っていて、膝蹴りが下から伸びてくるでしょう。
そしたら、ぐっと中へ入って頭突きでもするように相手の胸に
頭をつけてしまえばいい。そして足掛けでポーンと払うんです。
上段へ膝蹴りを出す時は、体を開く。そこで胸へ頭をつけて
しまえばいい。そして足掛けで崩す。
ポイントをはずせば怖い技なんて一つもないです。」


第4回世界大会(87年11月)準々決勝 松井選手vsニコラス選手

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接近戦の打ち合い


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ニコラス相手、体を開いて上段膝蹴り


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松井選手、中に入って相手の胸に頭をつける

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そして倒す


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最後に下段突きの極め
posted by キワメシンノスケ at 02:29| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

準決勝 山崎選手vs佐藤(俊)選手その1

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山崎選手、佐藤選手の右ローをガッチリとすね受け


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山崎選手、左すね受けから右のハイキックにつなげる

山崎選手の右ハイに対して、佐藤選手は左の下段払いで
受けようとしたため、山崎選手の右ハイがノーガードの
左側頭部にクリーンヒット


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佐藤選手、再び右ロー
山崎選手、スネ受けでブロックし、ブロックした足を下ろすと同時に
掌底で佐藤選手の顔面をけん制







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2007年01月30日

準決勝 山崎選手vs佐藤(俊)選手その2

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佐藤選手、左の蹴りで攻撃

山崎選手、前蹴りと判断し、腰を左に切って、右背刀による
下段受けの体勢に入る 左腕で顔の正面を、左掌で右側面を
ガード

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しかし、佐藤選手の蹴りは前蹴りではなく、外回し気味の回し蹴り
山崎選手は右肩で顎を、左掌で側頭部をガードする


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佐藤選手、続けて得意の前蹴りで攻撃
山崎選手、やや反応が遅れてクリーンヒットを許す


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山崎選手、右ローを左足ですね受けし、その足で中足による
関節蹴りを行なうと同時に左掌底で顔面をけん制し、佐藤選手の
前進を阻む

posted by キワメシンノスケ at 00:05| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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