2007年01月18日

準々決勝 佐藤(俊)選手vs富樫選手その7

一方、富樫選手は自著の中でこのように述べている。

「技が粗く反則の顔面攻撃をしかけてくる。
私の回し蹴りや回転手刀打ちには真壁という支部長に
相当用心するようにアドバイスされているのを見たが
回し蹴りをするとサッと逃げるのが印象的であった。
それ以外は技が強引なだけで威力も破壊力もそれほどの
ものはなかった。
勿論私の体には佐藤の攻撃はほとんど当たっていない。
私が手刀で相手を打つと佐藤は正拳顔面突きを打ってきた。
勿論反則負けも有り得るという反則であるが、そんなことで
大山茂主審が反則負けを取る訳がない。
山崎照朝二段と盧山初雄二段の両名は、私より土台構造は
確かに劣っていた。
下部構造の突き、蹴りはほぼ互角であったが、組手の世界の
レベルは圧倒的な差があったのである。
これが分かればこの大会に出場した目的は十分果したような
ものである。
佐藤俊和は無理な勝ち気にあせる少年が大きくなったような
攻撃技中心の選手で学ぶべき点はほとんどなかった。そして
死を賭けて戦わんとする気力も岸信行三段戦で終わっていた。
手刀攻撃に対するいいがかり、佐藤の反則顔面攻撃と反則負けを
取らない大山茂主審、その複雑な感情が足が折れても手が折れても
徹底的に戦うという気力を失わせ、攻撃力は私のもっている半分も
でなかった。
〜極限の空手道(福昌堂・96年4月発行)より〜
posted by キワメシンノスケ at 00:05| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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