2007年08月01日

準々決勝 その他の結果その2

「彼(東選手)は私より年長であるが、空手歴においては私の方が
 先輩であり、勝つ自信もあった。彼がアメリカ遠征でニューヨー
 クにやって来た時、コネチカットのフェアフィールド道場で
 組手を行った。彼は、大変強力な下段蹴りを持っていたが、
 それ以外にこれといった技はなかった。
 控室で東選手に対する作戦を練りながら、まず彼が下段蹴りで
 攻めてくるのは間違いない。それは私にとって好都合だ、と
 考えていた。組手において最も難しいことは何か。
 それは相手の闘い方を見極め、その中の弱点をどのように
 自分のコンビネーションで攻めて行くか、ということである。
 もし、相手の技が強烈なものであっても、そればかりの単調な
 攻撃であるとしたら、こちらはその技に対する防御に徹し切って
 虚をつくことが出来る。
 確かに得意技を持つことは大変重要なことである。しかし、それ
 だけではなく、多彩な技で相手を崩し、捌き、自分の得意技を
 繰り出すチャンスを作ることがより大切なことではないか。
 己の得意技を他の様々な技と組み合わせ、攻撃を組み立て
 れば、その得意技はより強力な効果を発揮できるのである。
 東選手は、やはり私の考えていた通りの戦法で攻めてきた。
 私はその下段蹴りをすねで受け、横に回ってパンチを返し、
 さらに上段回し蹴りを彼の顔面に繰り出した。ノックアウトする
 ことは出来なかったが、優勢勝ちで彼を破ることができた。」
 〜静かなる闘志(福昌堂刊)より〜
posted by キワメシンノスケ at 00:03| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。