2010年02月06日

準決勝 佐藤選手VS二宮選手その19

「円の動き」を用いた芦原カラテの2のラインのステップ

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「人間の体の動きの合理性の象徴である『円』(立体的にとらえれば)
『球』の動きである。
円の動きとは、相手の正面からではなく、まわり込み、相手を
引きつけ、まわし、常に相手からの攻撃されにくい側面、後方の
ポジションを得るための動きである」芦原英幸著「実戦!芦原カラテ」
(講談社刊)より

長年、極真カラテの組手(特に試合)は一歩でも前に出て、下がったら負けという不文律の中で行われていたが(軽量級の選手や外国人
選手など比較的身体にバネのある選手はボクシング的な軽やかな
フットワークを用いていたが)、数見肇選手は「流水の足捌き」を
駆使して、全日本選手権3連覇を含め、計5度の優勝を達成した。

数見氏は主に相手の突き、蹴りともに引き足(芦原カラテの3の
ライン<左引き足で右へ>・4のライン<右引き足で左へ>の
ステップ)で捌き、相手が居着いた状態への攻撃を得意としていた。

数見氏は自身の組手スタイルについて、自著「もののふの血」ベース
ボールマガジン社刊)でこのように述べている。

「・・・私のヒーローは芦原先生だったが、組手スタイルの原型も
同じく芦原先生だった。いわゆる『さばき』のテクニックだ。
相手の攻撃をさばいて、一撃で倒す。その闘い方には、初めて
『空手バカ一代』を読んだ時からあこがれていた。
相手は私に触れることもできないが、私は一発で相手を仕留めて
しまう。それが理想だった。そこに空手の美しさ、かっこよさを
見出していた。
 ・・・『空手バカ一代』には『円の動き』という言葉が出てくる。
芦原先生の技術本にも同じようなことが書いてあった。直接教わる
ことはできなかったが、自分なりに『こんな感じなのかな』と
想像して稽古していた。とにかくイメージは『円』。そんな動きが
できるようになりたかった。
城南支部は『練り』『這い』といった腰を落とした足運びの稽古で
知られていたため、私の組手は『城南で作られた』ように思われて
いたふしもある。しかし、実際にはほとんどが自己流だ。」 つづく
posted by キワメシンノスケ at 23:59| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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