2007年02月03日

準決勝 山崎選手vs佐藤(俊)選手その6

佐藤選手が語る山崎選手の『肘を使ってのブロック』であるが、
自著「無心の心」(スポーツライフ社刊・80年6月発行)によると、
「外人のような大きい相手を道場で倒す方にスリルを感じていた。
だから、どうしたら完璧に大きい者との組手に受けてたつことが
できるかと、いつも考えていたのである。
それもやっと、『空手の技は、受けと攻撃が一緒である』という
館長の言葉によって大きな者を相手に、倒せる技がどのような
ものかを理解しかけていた。
ちょうどそんな時、米軍の座間キャンプ内にある支部道場の指導
を、先輩から引き継ぐことになったのである。
この当時、私は低く構え、蹴りを総て肘で受けるよう稽古していた。
そして時々、蹴ってきた足を肘でたたき落とすこともした。
脛を鍛えてない彼らにとっては非常にきつい組手であっただろう。
私の体重は重くて62キロである、普通の構えでは、彼らのパワーで
飛ばされてしまう。そこで後屈立ちを深く構え、両手を大きく
突き出した『前羽の構え』を使ったのである。
この時、自らの攻撃を捨て、相手の攻撃を待つように心掛けた。
これは相手のパワーに対して、自分のバランスがくずれないように
したためである。
お互いにぶつかった時、どうしても力負けするために、充分に腰を
すえて『待ち拳』に徹したのである。 〜つづく」  
posted by キワメシンノスケ at 00:54| 極真第5回全日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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