2007年04月20日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その11

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佐藤選手、左ローキック
コリンズ選手、右足を上げて受ける


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コリンズ選手、佐藤選手の蹴りの勢いで体が回転する力を
利用して左後ろ蹴り


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コリンズ選手、佐藤選手の左ローキックをスネ受け


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正拳突きで攻撃する佐藤選手に内回し蹴り
この蹴りは塚本選手の代表的な技の一つとして脚光を浴びた技で
あるが、もともとは寸止め空手では裏回し蹴りとして存在していた
技である。
1965年に発行された中山正敏著の「空手道新教程」にも紹介
されていた。

posted by キワメシンノスケ at 00:19| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その12

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コリンズ選手、内回し蹴りを蹴ろうとするがバランスを崩す


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佐藤選手、下がるコリンズ選手にすかさずワンツーから左前蹴り
さらに突きでコリンズ選手を場外へ押し出す



posted by キワメシンノスケ at 00:54| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その13

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コリンズ選手、佐藤選手の右ローキックを左足を引いてかわし、
右足を前進させ、右中段追い突き


さて、この技は某サイト及び「JKFAN」2004年7月号で公開された
ものと同じである。

空手を学んでいる者誰もが一度は疑問に思うであろう平安その1
での下段払いからの追い突き

H氏により2002年6月から型の分解をテーマとしたホームページが
開設され、その中で疑問提起から謎解きに最も時間(約1年)が
かかったと思われる「下段払い追い突き」

確かG氏が自らのホームページに下段払い追い突きの動画を
公開したためにH氏も公開を早めたような記憶が・・・

平安その1の第一動作の下段払いと第二動作の追い突きの疑問
であるが、左下段払いで相手の攻撃を受けた後、一歩踏み出して
追い突きをすると相手との間合いが詰まってしまい、突きを出す
空間が取れなくなる。
組手で使うには、左下段払い右中段逆突きとなるのが普通で、
型の通りに解釈すると、後ろに下がった相手に追い突きをすると
いうことになるが、後ろに下がっている相手を突いてもダメージ
をあたえる事はむずかしいと思われる。

これについて、時津賢児著「武的発想論」によると、次のように
述べられている。                  
                              つづく
posted by キワメシンノスケ at 00:06| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その14

「型の分解ということがよく言われるが、分解のしようのない
型もある。例えば、卑近な例でこれをやると、松濤館系の平安
初段の第一動作の下段払いと第二動作の順突きは技としては
つながらない。蹴りや突きを下段払いで受けてそのまま型通り
に順突きを行うと、突きを起こしたとたんに既に相手の体に
ぶつかってしまい、突きの動作は相手の体のずっと後方で完了
することになる。
また下段払いから順突きに移る初作をいくら速くやっても、
間が離れ過ぎているため技としては遅すぎてしまう。
この矛盾を正当化するために現実には次のようないろいろな
解釈が施されている。」              つづく
posted by キワメシンノスケ at 00:04| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月25日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その15

「(1)下段払いの直後に実際には逆突きを入れるのだが、
 型ではそれが省略されている(ではなぜ逆突きは省略されて
 おり、何故実際にやらないのだろうか?)。
 (2)下段払いは実際には縦、横、斜めに動きながら行うの
 だが、型ではこのすべての動きを象徴して、その場から一歩
 踏み出して受けている(だが、この場合も順突きとはつなが
 りにくい)。
 (3)下段払いの動作は実は相手の突きに対する取り技で
 あり、下段受けと同時に相手の手首をつかみ、次の順突きの
 動作は相手の脇下から後方に我腕を突き出すことに相手を
 固めるための動作である(これはコジツケ的解釈と思われ 
 る)。
 (4)下段払いと順突きはそれぞれ独立した技である。
 すなわち、相手の突きや蹴りによる攻撃を唯ひとつの下段
 払いで粉砕するように強く受けるのである。そのような強い
 受けと突きの威力をここでは学ぶ。
 〜以下省略〜
 大体の場合このように拡大解釈をしないと第一と第二の
 動作はつながらない。考え始めると、至るところでこうした
 問題が出てくる。型はすべての基本のエッセンスだから、
 何も考えずに教えられた通りにやれといって、あらゆる疑問
 をそっくり棚上げして、意味を考えることを拒否して型を
 行うやり方もあり、このやり方で私も育てられた。」 つづく
posted by キワメシンノスケ at 00:30| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その16

「平安初段に関するこうした疑問はこのように頭をひねらなくて
 も、その原形を見れば即座に解決する。原形は沖縄少林系の
 ピンアン二段に求めることができる(ピンアン初段が松濤館の
 平安二段 ピンアン二段が平安初段に相当すると思えばよい)。
 まず立ち方が松濤館に比べるとずっと高いし重心のとり方も
 異なっており、下段払いから一歩前に出る距離はごく小さい
 から、間とスピードの面でも受けと突きはスムーズに結び
 つく。」

さて、JKFAN2003年6月号によると、型の動作は初心者が習い
やすいように、一拍子で行う動作を二拍子で行っていて、
平安その1の場合、下段払いと追い突きを同時に行うためには
スイッチステップが必要となる。それによって、体の入れ替え
によるエネルギーを一瞬にして右追い突きにのせることが
できるので、突きの威力が倍増する・・・と説明されている。

果たして空手にスイッチステップを用いた突きが本当に
存在していたのか。             つづく
posted by キワメシンノスケ at 01:01| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その17

その昔、沖縄では中国と盛んに交流があり、冊封使とよばれる
朝廷の使者がやってきては滞在し、親睦を深めていた。
冊封使の一行のなかの人から、沖縄の人は中国拳法(北派拳法)
を習うようになった。
そして研究熱心な人は、中国まで修行に行った。そのなかで
有名な人は琉球王の武臣を勤めた松村宗棍で、その門下から
糸洲安恒と安里安恒の名人が出た。
糸洲安恒は中国拳法を沖縄の人の体格に合うようにつくり
かえた。これが首里手とよばれるようになった。
また、那覇の東恩納寛量は中国の福建省に渡り、15年以上も
中国拳法(南派拳法)を研究して帰国し、那覇地方の人に
伝えたので、那覇手とよばれている。

中国武術は長江(揚子江)を境に上の北と下の南のエリアで
分けられている。北は北派拳法で、南は南派拳法となる。
南拳北腿と言われ、南派拳法は拳、即ち手や腕を多く用い、
北派拳法は腿、即ち蹴りを多用すると言う意味である。
北部は平原が多いために移動や跳躍や蹴りの多い武術が
発達し、南部は川を船で移動することが多く、狭い場所・
揺れる場所でも練習できる武術が発達したという説がある。
(ちなみに極真カラテの基本稽古で行われる三戦立ちは
揺れる船の上でも稽古できるくらい安定した立ち方であると
いわれている)
また、北部は寒く自然と体が固くなるので、それを防ぐために
自然と力を抜く事を覚え、必然と力を抜く技法体系の修行法が
発生し、南部では暑く体がだらけてしまうので必然と力を入れ
体を引き締める技法体系の修行法が生まれたとの説もある。
一般に、首里手は柔軟性重視、那覇手は筋骨重視が特徴と
言われているのも納得だ。              つづく


posted by キワメシンノスケ at 00:48| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その18

中国北派拳法の流れを組む首里手の大家・糸洲安恒が公相君
大の型をもとに平安の型を創作した。
特に、ピンアン初段(平安二段)はチャンナンという中国拳法の
型を原形としているともいわれている。

首里手の基となったであろう北派拳法は、主に太極拳、八卦掌、
形意拳、八極拳、蟷螂拳(螳螂拳)などが挙げられる。

チャンナンという型が現在では失伝しているならば、北派拳法の
中に平安(もしくは公相君大)の型の原形があるのかも
知れない。そしてそれは確かにあったのだ。      つづく
posted by キワメシンノスケ at 00:39| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その19

平安の型の分解動作は太極拳等の内家拳の交叉法にその形を
見ることができるが(例えば平安その2の第一挙動や平安
その3の第一〜第七挙動など)、それらについてはまた別の
機会に触れるとして、ここでは中国拳法でのスイッチステップ
を用いた追い突きについて紹介する。


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画面左側は漫画「拳児」で台湾における拳児の良き老師として
登場した蘇崑崙のモデルとなった蘇c彰老師である。
蘇老師演じる八極拳の六大硬架を用いた実戦用法を紹介する。

六大硬架とは 神槍李書文晩年の成果を受け継いだ劉雲樵老師
より伝えられた八極拳の套路である。
劉雲樵老師の伝える六大開は、極力無駄な動きを排したシンプルな
ものであるが、透過勁など、高度な功夫がなければ使いこなせない
習得の難しい套路でもある。
六大硬架は、透過勁を学ぶ前段階の套路であり、学べば即実戦
に応用のきく、実用性の高いものである。      つづく

posted by キワメシンノスケ at 00:17| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月12日

4回戦 佐藤(俊)選手vsコリンズ選手(イギリス)その20

蘇老師演じる八極拳の六大硬架を用いた実戦用法

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相手の右上段追い突きを左上段受けで受ける


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左逆突きを左下段払いで受ける


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蘇老師、右足を踏み出し、一般的な右追い突きで攻撃するが、
動作が大きいために相手は突いた腕で突きを受ける


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相手の攻撃を右足を引いてかわす


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両足をスイッチして着地前に追い突きを放つ


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その破壊力に相手は棒のように転倒





posted by キワメシンノスケ at 01:27| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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