2007年07月15日

準々決勝 盧山選手vsマーチン選手(アメリカ)その6

中村忠著「人間空手」より
「私の目から見ても、積極性の点でオリバーは負けていた。
 ところが試合直後、館長は私と大山茂、大山泰彦の審判員を
 呼んでこう怒鳴るのだ。
『何やってるんだ、オリバーを負けにするなんて。君たちは
 馬鹿だねえ。駄目だよ、この試合はやり直しだ』
 華麗な技を見せるオリバーは大会のスター的存在であった。
 それで館長としては、人気集めのためにオリバーを決勝近くまで
 残しておきたかったのだ。
 結局、上位6名を日本選手が独占して、日本の大勝利に終わっ
 た。もちろん、館長は切腹しなくても済んだわけだが、館長自身
 はそれでも不興気であった。というのは、今度はあまりにも
 日本勢が上位を独占してしまったのでやり過ぎだというのである。
 館長の腹づもりとしては、1位は日本で、2位がアメリカ、
 3位にまた日本が入って、4位にはヨーロッパ勢が入るように
 やってもらいたかったらしい。
 しかし、そんなことははっきりと目に見えるような八百長を
 しない限り、無理に決まっている。それを聞いて私は馬鹿らしい
 というより、本当に情けなくなってしまった。
 世界大会が無事‘日本人の勝利,で閉幕した後、私はようやく
 自分の務めもこれで終わった、という気持ちであった。
 そしてアメリカへ帰国する飛行機の中で次にどうすべきかを、
 考えに考え抜いた。
 結論はもう明らかだった。つねに自分自身に厳しく、正しい
 道を歩んでいくためにも、そして、自分の生徒のためにも。
 私は、極真会館をやめるほかないと思った。」
 
posted by キワメシンノスケ at 10:25| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

準々決勝 盧山選手vsマーチン選手(アメリカ)その5

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盧山選手、左ローキックから右中段逆突き


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マーチン選手、右中段突きで攻撃するも盧山選手の外受けで
受け流され、バランスを崩す

ここで延長戦終了となる。
盧山選手に旗が2本挙がり、中村忠主審が盧山選手を支持し、
3−0の判定で盧山選手の勝利。
外国選手最後の砦であったマーチン選手が敗れ、必然的にベスト4
は日本人選手のみとなった。

もし、中村忠主審が引き分けを宣告したならば、体重測定、試し割り
判定となったところだが、プログラム掲載の体重は盧山選手78s、
マーチン選手89sと11s差があるが、大会当日、何試合もこなして
いる状態では10s以上の差があったかどうかは微妙だ。
仮に10s以上の差がなく、試し割り判定となった場合、盧山選手
16枚、マーチン選手16枚と同数のため、再延長戦となったかも
しれない。

しかし、延長戦中盤から盧山選手優勢の展開を見れば再延長戦で
はもっとはっきりとした差が出たであろう。
ただ唯一、気を付けなければいけないのはマーチン選手の上段へ
の蹴りであろう。

そして、もしも再延長戦でマーチン選手が盧山選手に勝ち、準決勝
に進出したならば、準決勝の相手の大石選手は肉離れのため、
マーチン選手が不戦勝で決勝進出という事態になるところであった。

当時、全空連の国際大会では日本選手が惨敗し、大山館長が
「日本の空手は負けていない」と声明文を発表。

これがマーチン選手が決勝進出、そして優勝ともなれば、
「大山空手、お前もか」といわれるところであった。

ところが大山館長はマーチン選手の決勝選出を望んでいた節が
あったのだ。                       つづく


posted by キワメシンノスケ at 01:00| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

準々決勝 盧山選手vsマーチン選手(アメリカ)その4

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盧山選手、前進してくるマーチン選手の内股に左ローキック


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マーチン選手、ジャンプしてかわそうとするが大きくバランスを崩す


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盧山選手、左ローキックが有効と見て再び左ローキック


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マーチン選手、突きで反撃するが下段のダメージと盧山選手の
体さばきにより突きが流れる


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盧山選手、さらに左ローキック
マーチン選手の内股にヒットする
posted by キワメシンノスケ at 00:42| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

準々決勝 盧山選手vsマーチン選手(アメリカ)その3

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盧山選手、後屈立ちから前足での前蹴り


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マーチン選手、前蹴りを下段払いで捌き、中段逆突きを返すが
半身の構えの盧山選手の体をすべるように突きが流れる


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マーチン選手の突きが流れたところに盧山選手の中段逆突きが
的確にヒットする


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盧山選手、右ローキック


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マーチン選手に反撃の機会を与えないように間合いを切る



posted by キワメシンノスケ at 00:31| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

準々決勝 盧山選手vsマーチン選手(アメリカ)その2

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マーチン選手、盧山選手の右ローキックをジャンプしてかわす


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マーチン選手、着地後すぐに右の正拳から足払いにつなげるが
盧山選手、今度はバランスを崩さず


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上記と同じ攻防が繰り返されるが、盧山選手はバランスを崩さない
posted by キワメシンノスケ at 00:15| 極真第1回世界大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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